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なぜ中田敦彦は「ルイーダの酒場で賢者を仲間にできる」と言ったのか考えてみた

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にてオリラジ中田敦彦さんの講演が文章化されてます。 面白いのでプレゼン力向上したい人は是非読んでみてはいかがでしょうか。あっちゃんカッコイイです。

さて、この中で気になる一文を見つけましたので紹介します。

ドラクエではまず、ルイーダの酒場に行って「戦士よ、魔法使いよ、賢者よ、僧侶よ。俺と一緒に魔王を倒さないか」というところから始まるわけですよ。

これです。ドラクエ3をやったことある人なら違和感に気づいたのではないでしょうか?

そう。ルイーダの酒場では『賢者』は仲間にできないんですよね。

ルイーダの酒場では『賢者』は仲間にできない

TV番組のしくじり先生でも活躍していたようにあっちゃんのプレゼン力はすごいです。

そんなあっちゃんがなぜこの発言をしたのか、そしてなぜ訂正しなかったのか、気になって夜も眠れなくなったので自分なりに考えてみました。

1. わざと間違えた説

真っ先にこの説が浮かびました。

あっちゃんほどのゲーマーならば(ゲーマーなのかは知りませんが)間違いなくドラクエ3をやってると思うんですよね。なのでルイーダの酒場で賢者が仲間にできないことくらい知っているはずです。

これは仲間にできない事を知っていて、リスナーの興味を引くためにあえて言ったんじゃないかなと思いました。

冒頭であっちゃんはこう言っています。

講演会もいろいろありますが、なにしろ私ですから、気さくに笑いながら、楽しみながら、そしてときには心の中で突っ込みながら「こいつ、しょうがねえやつだな」と思いながら聴いていただければありがたいので、よろしくお願いいたします。

リスナーの中にはあっちゃん嫌いの人もいることでしょう。そんな人に普通に話し始めても真面目に聞くはずがない。 あえて事実と異なることを言うことで、「あいつまた変な事言うんじゃないか、粗探ししてやろう」と思わせて、集中して聞いてもらうように仕向けたんじゃないか。

パーフェクトヒューマンならやりかねないなと思ってしまいました。

2. 意味がないから訂正しなかった説

アドリブで職業の話をした結果、「あ、賢者って言っちゃった!」となったとも考えられます。

ここで「賢者は仲間にできないね!」と訂正したところでプレゼンの本筋には全く関係ないですし、リスナーの集中が途切れるだけなので、何もせずやり過ごしたとも考えられます。

後半の質疑応答で司会者とこんなやり取りをしているのでアドリブの可能性は高いです。

司会者:ありがとうございます。あと、これは今日の講演会自体に対する質問なのですが、「今日の講演会はすべて練習通りですか? アドリブは何回くらいありますか?」。

中田:基本的には、しゃべったことがある話がたくさんあるので、その上でアドリブという感じです。アドリブというのは基本的にはオイルくらいのものです。アドリブがあることによって、マシンが滑らかに動く。これが骨と肉くらいの割合でアドリブをやってしまうと、ガタッと崩れる。 マシンを別に用意しておいて、そこにアドリブというオイルを流しながら走らせると、滑らかに動くというイメージですね。

3. 知らなかった説

ドラクエ3をやったことがない。

4. 実は仲間にできる説

ぼくはファミコン版のドラクエ3しかやったことないので、実は別のタイトル(オンライン版のドラクエとか3のリメイクとか)では賢者を仲間にできる!?

だとしたらごめんなさい。

他の説は?

実は何も考えてなかった説、そもそも気づいてない説もあるかなと思ったりしています。

みなさんはどう思いましたか? ぜひツイッター等で教えてもらえると嬉しいです。

プレゼンは奥が深い

今回のように文章1つとってもプレゼンターの様々な狙いや理由が考えられますね。 プレゼンは奥が深い。ゆえにオモシロイですね。

今後プレゼンをするときは、リスナーを引きつけるスパイスの効いたワードを用意したいと思います!

さいごに、あっちゃんはこんなことも言っています。

例えなどを出すときに、僕、アニメや漫画の話をしましたが、狭すぎてわからないということと、これはあまり説明しすぎてもだめだ、というバランスがかなり大事だと思っていて、説明しないおもしろさもあるんですよね。 「全部説明して、わかりやすくて誰にでも聞けることが正義だ」と、僕はずっと思っていたんですよ。だけど最近、落合陽一さんのしゃべりがわからないと思ったけれども、なんかそれがいいというような。

おそらくこの前後であっちゃんのプレゼンスタイルもだいぶ変わっていることでしょう。

そんなあっちゃんのプレゼン本が発売中です!

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(ノーアフィリエイトです)

オススメです!ぼくは買ってないですが!(読んでみたい!)

それでは!